この度の国民民主党解党、そして同じく解党される立憲民主党との合流新党の結党にあたって、私斎藤アレックスはこの合流新党には参加しない形で、引き続き滋賀一区で活動を続ける決断をしました。
約8年前、当時与党の民主党が衆院選で大敗し第2次安倍政権が始まったころ、私は退路を断って松下政経塾に入塾し、政治の道を歩み始めました。松下政経塾では、将来の所属政党について予断を持つことなく研修・研究に打ち込みましたが、松下政経塾での4年間を経て、政権交代による改革政治を実現するために、そして日本の統治機構における抑制と均衡を取り戻すためにも、非自民の政権担当能力のある政治勢力を作る仕事に人生を捧げようと決意を固め、前原誠司衆議員の秘書として政治活動を開始しました。
私が日本政治に抱いている問題意識は8年前と変わらず、そして非自民の改革政治の実現に尽くすという決意にも何ら変化はありません。野党の衆議院公認予定候補である私に課せられた使命は、次の解散総選挙において、自民党候補と真っ向から論戦を戦わせ、有権者の皆様に信任を頂き、選挙で勝利することです。今回、150名近い国会議員が参加する形で立憲民主党、国民民主党の合流が実現したことは、非自民の大きな政治勢力を作る上での重要な一歩ですが、国民民主党の国会議員と地方議員においても様々な事情から合流を見送る方がおり、またこれまで国民民主党をお支え頂いた支援組織や支持者の皆様においても、一致して合流新党に加わるという決断にいたらなった中で、引き続き出来るだけ多くの非自民勢力の代弁者として活動をし、選挙を戦っていくために、合流新党に加わらない道を選択させて頂きました。
特に新人候補の私にとっては厳しい船出でありますが、重要なことは、世論調査によっては政党支持率が50%にもなるような強大な自民党に代わりうる確固たる選択肢を有権者の皆様にご提示をすることです。そのために、これからも、合流新党に参加される方、新しく結党される国民民主党に参加される方、無所属となられる方、各支援組織の皆様、そして他の野党の皆様などとも協力を密にしながら、活動を続けさせて頂く所存です。変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。
令和2年9月11日
国民民主党滋賀県第1区総支部
総支部長 斎藤 アレックス