明日は終戦から75年目の8月15日です。
私が小学生4年生だった1995年が終戦50年目で、メディアや教育の場でも特に大きく先の大戦が取り上げられて、その時は50年前がとんでもない大昔に思えました。
しかし、75年目を迎えた今、80年前~75年前のあの戦争が、現在の日本、世界と確実に繋がっている「つい最近」の出来事だと、逆に身近に感じるようになっています。
サラリーマンを辞め、政治活動をするようになって、普通に生活していては出会うことがない街中の方々と出会う日々ですが、ふとした会話の中に「大戦中に東レの工場に爆弾が落ちた時は本当に怖かった」「守山での駅舎への機銃掃射を目撃した」という話が出てくることは珍しくなく、地域の方の鮮明な記憶を共有して頂くことで、あの戦争は、決して自分とは関係ない時代や世界で起きたものではない、ということを認識させられます。
それに加えて、外交や安全保障への理解が深まるにつれて、日本や日本の周辺で、あの時代のような対立がいつ起きても不思議ではない、という現状認識を強めたことで、ここ数年はさらに先の大戦を我が事として考えるようになっています。
終戦の日を通じて、先の大戦で亡くなった方々を偲ぶと同時に、犠牲になったすべての方の無念に少しでもこたえる為にも、日本の平和と国民の生命、財産、幸福、名誉を守る政治を実現する決意を新たにしたいと思います。