全国で緊急事態宣言が5月末で延長されました。滋賀県は特定警戒都道府県には含まれておらず、11日以降段階的に自粛が緩和されていくわけですが(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58785180V00C20A5000000/)、今後もワクチン接種が進むまでの長期間にわたり、予防策を徹底していくことが重要なことは、世界のどこにいても変わりません。
新型コロナウィルスに関してはまだまだ未解明の部分が多いですが、旧来型のコロナウィルスでは、抗体が1年から2年しか持続しないことが分かっており、今回の新型においても、大規模にワクチンの接種が行えるまで、感染者がゼロにはならず、常に緊張感を求められる日々が続くと予想されます。だからこそ、爆発的な感染拡大を抑えた後も、生活の中で個々人が予防策を徹底していくことが重要です。
政府が「新しい生活様式」と呼ぶ、新型コロナウィルスと共存が求めらる期間の生活の仕方に関して、その根幹はやはり「しっかりとした手洗い」「手で顔に触れない」「密を作り出さない」といったことだと思います。
私自身も、徐々に街の皆様とのふれあいを取り戻していきたいと思いますが、注意をしながら活動をしていきたいと思います。
政治としては、まだまだ不十分な「補償」を、生活者の皆様に行っていくことが喫緊の課題です。
国民民主党は、全国民への一律の現金給付を実現したあとも、家賃補助や学生の生活支援などで先頭に立って議論を進めています。一日も早く、必要な支援が皆様に届くよう、制度作りと実行に取り組んでまいります。
それと同時に、これまで政府の対策の是非に関して、その意思決定の方法も含めて、しっかりと検証を行い、今後の対策や政府の動きの改善を図っていくことも重要です。有事だからこそ、盲目的に政府の現行方針を追認するのではなく、しっかりと科学に基づいて検証し、将来に備えていくことも、現在の政治の責任だと思います。
他府県に住む友達に会いに行ったり、夜の繁華街にくりだしたり、気軽に海外旅行に行ったり、大規模なスポーツ観戦や観劇の再開するにはもう少し時間がかり、完全に私たちの日常が戻ってくる日はまだ先になります。しかし、ワクチン開発に関しても世界から明るいニュースが日々飛び込んできており、思ったより早くワクチン接種が進む可能性もあります。
この困難な時期、皆様と一緒に前向きに、希望をもって乗り越えて行きたいと思います!
(国民民主党滋賀県第1区総支部長 斎藤アレックス)