6月24日に国民民主党滋賀県連として大津市消防局を訪れ、施設や設備の視察と職員の方々との意見交換を行いました。
中消防署の施設見学では自動心臓マッサージ機や地震探知機などの最新鋭の設備の視察に加え、実際に使用されている酸素ボンベやマスクなどを着用し、装備品の重量などを体感。
自動心臓マッサージ機を導入することで隊員が別の作業にあたることが可能になったことや、搬送中も継続して心臓マッサージを行うことができるので救命率の向上が期待できる、と隊員の方から生のお声も。
その後、大津市内の119番通報や緊急通報を受信する消防指令センターで実際に業務を行われている現場を視察。
大津市全体を統括する高性能消防指令システムは、職員の方の意見を反映し使い勝手の良いシステムを構築されるなど、使う人に配慮したUIとなっているとのこと。
何よりも想像以上の少人数で市民の方々の安全を確実に管理されていることに驚きを感じました。
※業務中のため撮影が禁止されておりましたので、大津市消防局のパンフレットから写真をお借りしています。
引き続いて、現在大津市で実証実験が行われている映像通報システム(LIVE119)のデモンストレーションも見せていただきました。
通報された方のスマホを通じて指令室が現場の状況を詳細に把握することで、的確な処置の指示を現場に伝えることができるので、より効果的な救命処置につながると期待されています。
また現場の状況を見て通報者に退避を促すこともできるので、通報者の安全も確保することが可能になります。
その後は意見交換を行い、昼夜を分かたず活動される隊員の勤務状況や女性隊員拡大に向けた取り組みなどについて課題を共有することができました。
今後も大津市消防局の皆様と連携しつつ、命をかけて市民の生命と暮らしをお守りいただく皆様が安心して働き、能力を遺憾無く発揮していただけるよう環境整備に取り組んでまいります!