「市民・有権者に寄り添い改革を実行する政治を」
最近の政治関連のニュースは今月に実施をされる自民党総裁選、立憲民主党代表選挙で賑やかになっています。
様々な政策議論が行われ、それが多くの有権者の皆様に届くわけですから、素晴らしい機会であると思う反面、
自民党の総裁候補の裏金問題に関する主張には激しい違和感を覚えます。
ある総裁候補者は、政治資金収支報告書への記載義務を怠った不記載額の返納を主張していますが、
「どこ」に返納し、返納先でその裏金を「どう処理」するつもりのかも全くわかりません。
なによりも、所得を隠していたわけですから、返納ではなく納税させるべきです。
また他のある候補者は、政治資金収支報告書への不記載があった自民党議員には説明責任を果たし選挙で有権者の審判を仰いでもらう、
という趣旨の発言をしていますが、選挙に勝てば政治資金集めを装った裏金作り・脱税もチャラになる、と言っているようにしか聞こえません。
そもそも自民党の裏金を作っていた議員の方々は、裏金の行方を聞かれて「(3千万円近い裏金を)事務所の引き出しに入れていた」という全く信ぴょう性がない説明をしたり
「資金は(自分の)口座で管理していた」と堂々と裏金を管理していたことを公言していたりします。
このような言い逃れを許したままうやむやにしようとする自民党の姿勢は常軌を逸していると言わざるを得ません。
今の日本には政治が解決すべき経済・社会保障・防災や安全保障の課題が山積しています。
様々な課題に対して国民の理解を得ながら政策遂行をすべき時に、
政治が国民から信頼を全く失っているようでは、政治の機能不全が続き、日本の凋落を止めることが出来なくなってしまいます。
野党の連携で政権交代を実現し徹底した政治改革を実施する。
それが市民・有権者の立場に立って課題可決に取り組む政治を実現する第一歩との決意で、引き続き活動に取り組んでまいります。
今後ともご指導ご鞭撻の程をよろしくお願いします。