

働く人が報われる社会をつくる
社会保険料の引き下げについて
日本維新の会は、医療の適正化などを進め、働く皆様の給料から天引きされている「社会保険料」負担を下げる改革に取り組んでいます。
社会保険料は、例えば月収32万円の方で、5万円弱の負担になっており、
またほぼ同額を会社も負担していることから、手取りが増えない大きな要因となっています(図)。
日本は人口減少が始まって久しいですが、働く人の総数は、女性の社会参加が進んだことを主因に、かろうじて増加を維持してきました。
しかし、いよいよ働く人の数、いわゆる労働人口も急激な減少に転じることになります。
つまり、これからは増え続ける高齢者を減り続ける労働人口で支えなければならず、医療保険制度を守るためにも、
削減できる医療費に関しては削減をしっかり進めていかなければなりません。
例えば病床数に関しては、新型コロナのような感染症に対応できる高度な病床は全国でしっかり確保しつつ、
コロナ禍でも稼働しなかったような余剰な病床は削減していかなければなりません。
また医薬品についても、ドラッグストアなどで処方箋無しで買えるような薬は保険適用を可能な範囲で外していくこと、
また保険医療ではジェネリック医薬品を原則としていくことなどの改革を進めていかなければなりません。

医療と暮らしを守るための改革を
今、国会では与党の自民公明(+霞が関)対日本維新の会でこのような協議を進めていますが、
とにかく政府与党は改革に後ろ向きで、維新から提案をしている様々な改革案に対して、「できない理由」ばかりを並べ立ててきます。
病床の削減や、OTC類似薬の保険適用除外やジェネリック医薬品の処方原則化は、
一部業界団体や、あるいは利用者の国民の皆様から喜ばれる話ではないかもしれません。
しかし、これまで改革を先送りしてきた結果、毎年医療費と働く人が負担する社会保険料は上がり続け、
制度の維持が難しくなってしまっています。
健康と命を守る医療の核、医療保険を守るために、社会保険料負担を下げるため、
そして本当に国民の皆様の未来のために望ましい制度にするため、ご不安の声にもしっかりお応えしながら、改革を進めてまいります。
引き続きのご指導ご鞭撻、何卒よろしくお願い致します。