『国家百年の大計は教育にあり!』
あけましておめでとうございます。昨年1年間、皆様から賜りましたご支援に深く感謝を申し上げます。
さて、今月24日から通常国会が始まりますが、私と日本維新の会は「教育無償化など人づくり政策の抜本的拡充」
「社会保険料負担を引き下げる社会保障制度改革」「自民党政治の腐敗を断つ政治改革」の3点に力を入れて取り組んで参ります。
特に、教育や子育て、そして科学技術への投資は、経済成長戦略や少子化対策としても大変重要な政策です。
「一年の計画は穀物を育てるのに勝るものはなく、十年の計画は木を育てるのに勝るものはなく、終生の計画は人を育てるのに勝るものはない。」
紀元前の中国の書物である『管子(かんし)』にこうあります。穀物を育てることとは違って、人を育てるには長い年月を必要とするが、
逆に一度育てれば人は何よりも多くの価値を継続的に生み出せる存在であるため、教育こそが国家運営において最も重要だと説かれているわけです。
持続可能な経済成長を実現するために、他の先進国に比べて少ない日本の教育予算を抜本的に拡充し、日本の競争力を高める政策を推進する必要があります。
そうでなくても、昨年一年間に生まれた日本人の数は70万人を下回り68.5万人程度になると見込まれるなど、いま日本は凄まじい少子化になっています。
2016年に出生数が100万人割れをしたあの衝撃からまだ10年も経っていません。10年足らずで出生数が3割以上も減ってしまいました。
日本の社会が溶けていっています。
このままでは日本の存立自体が危ぶまれます。
一般的な子育てに関する費用は社会が面倒を見てくれるんだと、そう若い世代に評価していただけるような、
シンプルで十分な支援拡充を可及的速やかに行っていくことが必要不可欠です。
日本と子供たちの未来のために、今が苦しいからこそ未来に投資をする真面目な政治の役割を果たさせて頂きますので、
どうか本年1年間もご指導ご鞭撻を賜れますと幸いです。